星天qlayとは

2024.03.25

【イベントレポート】星天qlay フェス~つながり、あそぶ。年に一度の星天祭!~

相鉄本線(以下、相鉄線)星川駅から天王町駅の鉄道高架化により創り出された”高架下空間”を活用する複合施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」。「生きかたを、遊ぶまち」をコンセプトに、全長約1.4キロの高架下空間をA~Eゾーンの5つに分けて開発を進めてきました。2023年2月にBゾーンとAゾーン、4月にはDゾーンが開業。そして2024年1月、ついに星川駅と天王町駅をつなぐCゾーンがオープンしました!

2024年1月20日(土)には、Cゾーンのオープニング記念も兼ねて、年に1度の祭典「星天qlay」フェスを開催しました。「つながり、あそぶ」をテーマに、全エリアをあげて開催されたイベント当日の様子をお届けします。

星天qlayフェスマルシェ

多くのテナントが特別企画を用意して参加したのが、「星天qlayフェスマルシェ」。Bゾーンの星川駅南北通路やqlaytion gallery、Cゾーンの芝生広場、そして各店舗にて多種多様な企画が開催されました。

星川駅南北通路には、Bゾーンのテナントがお店を飛び出し「ちょっぴり出張」!北口側には、タリーズコーヒー、そうてつローゼン、ミサキドーナツ、ジュピターコーヒーが出店しました。

店内で焼き上げた手作りパンとこだわりの手作り惣菜を販売していたそうてつローゼンをはじめ、フードの販売が大人気!お昼過ぎには売り切れてしまう店舗もありました。

左:ジュピターコーヒーのブース 右:ミサキドーナツのブース

ブースが隣り合っていたジュピターコーヒーミサキドーナツは、それぞれコーヒーの試飲とドーナツの販売を行っており相性抜群。ジュピターコーヒーはお店の看板商品であるジュピターブレンドの試飲を手渡しし、お客様とコミュニケーションをとっている姿が印象的でした。

お隣のミサキドーナツも、「想定していた倍くらいお客様が来てくださいました」と語るほどの大盛況。星天qlay店の店頭には並ばない他店舗の商品や催事限定のドーナツが販売されており、それを目当てにマルシェに足を運ぶ方が多かったそうです。

オリジナルタンブラー作りとスペシャリティコーヒービーンズの販売を行ったタリーズコーヒー。タリーズコーヒーのロゴが入ったオリジナルタンブラーが作れるワークショップは、イベント開始前からお子様が待機するほどの人気ぶりでした!

星川駅の南口側には、Harch、無印良品 500、ダイワサイクルstyleがブースを出店しました。

無印良品 500は、ReMUJI(無印良品の繊維製品を回収し、染め直しやリメイクなどで蘇らせ再び商品として販売する取り組み)の端材や、店舗で回収しているリサイクル可能なPETボトルを活用した輪投げゲームを開催。無印良品が力を入れて取り組んでいる資源回収やフードドライブなどの取り組みを楽しく知ることができる企画になっていました。

無印良品のリサイクル・リユース|無印良品 (muji.com) 

無印良品 500「無印良品では身近なお買い物をするだけでなく、使用後に使わなくなった資源を回収するなど、『買った後』の活動にも取り組んでいます。星天qlayフェスは地域の方とお話しできる機会なので、ぜひこのような商品以外の取り組みも楽しくご紹介できたらと思い、輪投げを用意しました。開始前からお子さんが並んで楽しんで参加してくれたので、頑張って輪投げを手作りして良かったです」

そのお隣が、「めぐる星天シリーズ」と題して「循環」をテーマにしたさまざまなイベントを開催しているHarchのブース。普段はYADOKARI株式会社とともにqlaytion galleryをシェアオフィスとして利用し、横浜の循環経済を促進するプラットフォーム「Circular Yokohama」を運営しています。今回は「今まで捨てられていたものをどうしたら楽しく使い続けられるか」をテーマにしたアートワークショップと、アップサイクル製品の物販を行いました。

Harch「星天qlayのタリーズコーヒー・ロバーツコーヒーで出たコーヒー粕と、横浜ビールの工場で出たモルト粕を使ってつくられたクラフトビールペーパーを使用してワークショップを行いました。コーヒー粕をかけて絵が浮かび上がると子どもたちは『うわー!』と感動していて、ペンで絵を描くのとは一味違った体験を提供できたかなと思います」

「新たにオープンしたCゾーンも加わった年に1度のフェスということで、イベント全体・星天エリア全体を盛り上げよう、今までにないくらいお客様を集めようという気持ちで企画を考えました」と気合十分でフェスに挑んだダイワサイクルstyle。星川駅南北通路では大抽選会、Bゾーン駐輪場横では次世代の電動モビリティ試乗会と子どもたちによるストライダーのレースが行われ、1日中客足が途切れることなく賑わっていました。

Bゾーンに店舗を構えるReconnelは、店舗内でフラワーアレンジメントづくりのワークショップを開催。対象商品のなかから使用するお花を自分で選ぶことができ、お子様連れのご家族などが楽しんで参加していました。店長さんは、「星天qlayフェスはみんなで作り上げてる感が良いですよね。私もとても心あたたまる時間でした」とお話してくれました。

3つのイベントを開催!qlaytion gallery

Bゾーンにあるシェアオフィス兼イベントスペース・Bゾーンにあるシェアオフィス兼イベントスペース・qlaytion galleryでは、3種類のイベントが開催されました。1つは、横浜市内でストーリーテリングや絵本の読み聞かせをしているボランティア団体「ばばーるの会」による絵本の読み聞かせです。午前と午後の2度開催され、たくさんのお子様にご参加いただきました。

そのお隣で行われたのが、横浜国立大学の学生チームによるオリジナル香水づくりのワークショップ。「香り×感覚」という切り口で、さまざまな香りからオリジナルブレンドの香水が作られました。学生と共にワークショップを企画したのは、Dゾーンにサテライト研究室を構える横浜国立大学総合学術高等研究院・共創革新ダイナミクス研究ユニットの真鍋誠司教授です。

午前中の回では、Dゾーンにある”生きかたを、遊ぶ住まい”YADORESIのコミュニティビルダーである中尾みゆうさんが腹話術を披露。星天qlay内外での交流を大切にしている真鍋先生だからこそ実現できたコラボレーション企画となりました。

人気イベント・星天qlayラボ特別回!

同じくqlaytion galleryで開催されたのが、「生きかたを、遊ぶ」をテーマに定期開催しているトークイベント「星天qlayラボ」。この日はYADORESIに住まいながらつながりを作るコミュニティビルダー・松本千花さんと中尾みゆうさんをゲストに、座談会形式でトークと交流会を行いました。

「過去に星天qlayのイベントに参加して、もう一度コミュニティビルダーの方とお話をしたくて来ました」というリピーターの方、「若い人たちが星天エリアをどう盛り上げているのか興味があって来ました」という地元の方など、参加理由はさまざま。なかには、「関西の高架下でまちづくりの活動に参加していて、同じように高架下を盛り上げている施設がどんなことをしているのか知りたくて来ました」と滋賀県からこのイベント目当てで足を運んでくださった方も!星天qlayへの注目度の高さに、コミュニティビルダーが驚く場面もありました。

コミュニティビルダーの2人からは、星天qlayやYADORESIについて、そしてこれまでのコミュニティビルダーとしての活動についてご紹介。まちとつながり、人とつながり、コミュニティを育ててきた二人の話に、メモをとりながら真剣に話を聞く参加者さんの姿もみられました。後半は星天qlay内の店舗にある軽食やドリンクを囲んでの交流会。よりざっくばらんに、参加者さんとコミュニティビルダーがコミュニケーションを取ることができました。

はなれマドマーケット@YADORESI

座談会の後は「実際にYADORESIを見てみよう!」と、コミュニティビルダーの案内でBゾーンからDゾーンへ移動。「はなれマドマーケット」を開催中のYADORESIを訪れました。「はなれマド」とは、YADORESIの1部屋に1つ与えられている小商いやギャラリーなどに使えるマドです。YADORESI住民による企画、地域のお店やNPOによる出店、そして地域のお店と子どもたちが力を合わせて行われた子ども店長企画のお店など、22個すべてのはなれマドがまちに開かれました。

住民企画の一つが「本とラジオの旅行社」。旅好きの住民がセレクトした本を読むことができる私設ライブラリーで、本とあわせて渡されるラジオ音源を音声ガイドに、特別な読書体験をすることができます。

本とラジオの旅行社オーナー「毎週土曜日の朝にはなれマドを活用して本とラジオの旅行社を開いています。今日はいつも以上にいろいろな方がはなれマドの前を歩いていて、お子さんが絵本を楽しそうに読んでくれたり、ご高齢の方が『懐かしいわぁ』と本を手に取ってくれたりしました。同じ本を手にとっても人によってそれぞれの思いがあるというのが本の魅力だと思うので、これからもはなれマドを使ってそういったことを表現したり、共有する場を作っていきたいです」

地域のNPO法人「居場所そら」もはなれマドに参戦。「地域で地域の子供を育てよう」というキャッチフレーズで活動しており、ロバーツコーヒー、YADORESIとのつながりから、今回は射的コーナーを出店してくれました。

そして今回のはなれマドマーケットを元気いっぱいに彩ってくれたのが、子ども店長たちによるブース。コミュニティビルダー・千花さんの発案で、保土ケ谷区内の4店舗にご協力いただく形で企画が実現しました。はなれマドの前を通ると、「いらっしゃいませー!」「クイズやりませんかー!」と子どもたちの活気に満ちた声が。12人の子どもたちがはなれマドに立ち、星天qlayフェスを盛り上げました。

YADORESIのお隣にあるHUBHUBでは、貸し切りサウナコテージで50分サウナ体験を開催。通常時の最短プランである3時間パックよりも短い時間で、お手軽にHUBHUBのサウナを体験することができました。サウナコテージやBBQコテージを見学に尋ねる方も多く、年配のご夫婦が『孫を連れてきたいね』と話しながら見学をしたり、メモをとりながら案内を聞く方もいたりと、地元の方が気になっていた場所を知ることができる貴重な機会になっていました。

ライブステージ@Cゾーン芝生広場

そして今回の星天qlayフェスの注目の的は、なんといっても新たにオープンしたCゾーン!「次世代が学べて交流ができ、ものづくりや創造ができる場」として、学習・交流・創造ができる5つの拠点と2つの飲食店、自由に利用できるフラットな芝生広場が誕生しました。

この日は芝生広場で、5組のアーティストによる多様なパフォーマンスライブが開催されました。芝生広場で記念すべき最初のパフォーマンスを行ったのは、ダンサーのasamicroさん。実はasamicroさんは、Dゾーンにある共同制作スタジオ「PILE」でスタッフとしても働いているんです。この日はダンサー振付師として活躍する山中芽衣さんとデュオパフォーマンスを披露。ライブの後半では観客の皆さんも参加できる曲が用意されており、アーティストと参加者さんが一体となり、芝生広場で音楽に身を委ねる素敵な空間が生まれました。

asamicroさん「今回は芝生広場という空間を意識してパフォーマンスを作りました。フェスの数日前から現地で練習をしていると、小学生がダンスに混ざってきて仲良くなることができて、『芝生』によって共通の居場所のような空間が生まれるのは面白いなと思いました。お客さんと一緒に踊る場面では皆さん躊躇してしまうかなと思いきや、結果的にたくさんの方がダンスに参加してくれて、とても楽しい時間でした」

そして、芝生広場のみならず、星天qlay全体を回遊してライブを行ったのが、The Worthless&金子しんぺいさんのスペシャルユニット。Bゾーンからライブをスタートし、DゾーンをUターンしてCゾーンの芝生広場へ。たくさんのお客さんが後に続き、星天qlayをめぐる小さなパレードができていました。

そして14:30からは、芝生広場でシークレットゲストによるバンドステージが開催。ライブが始まると、そこにはベースを持ったDゾーン・ロバーツコーヒーの榎本店長の姿がありました。

音楽活動をしている榎本店長が、自身のバンド「マヨナカ」を引き連れてライブに特別参戦。ギャザリングなどで榎本店長と顔を合わせている星天qlay内のメンバーは、いつもと違う榎本店長の姿に大盛り上がり!コール&レスポンスがある曲では、芝生広場に集まった人たちが一体となって声を出し、ライブハウスのような賑わいが生まれていました。

さらにロバーツコーヒーの店舗では、コーヒー粕を使った消臭剤づくりのワークショップも開催。お子様連れの方を含め約10組の方が参加し、榎本店長はこちらのワークショップも担当する大活躍でした。

榎本店長「今日は自分がやりたいと思っていたことをほとんど実現することができて、星天qlayのコンセプトである『生きかたを、遊ぶ』を体現できたなと感慨深い気持ちでいます。ご近所のYADORESIの皆さんが夜通しフェスの準備をしている姿を見たり、僕自身も今できる最大限のことをしたりして、若い頃の文化祭のような気持ちになりました」

見どころたっぷり!ニューオープンのCゾーン

Cゾーンの芝生広場では、ガレット(そば粉のクレープ)を販売するSANDS、上星川と星川に店舗を構える地元のパン屋さん・ バニヤンツリーベーカリーのキッチンカーが出店。さらにはCゾーンにオープンした地産地消・無添加食材にこだわる飲食店「惣ざいと土鍋ごはん 時々クラフトビール。SAI.」が、お弁当と惣菜の出張販売を行いました。お昼過ぎにはあっという間に売り切れてしまう人気ぶりで、星天エリアにゆかりがあるSAI.のオーナーさんは星天qlayフェスの注目度の高さに驚いていました。

SAI.の向かいに位置する「手織工房じょうた 横浜星川工房」は、さをり織りの織機を使って小さなポーチ「ペケーニャちゃん」をつくるワークショップを行いました。イベント開始と共にたくさんのお子様連れが訪れ、午前中には予約枠がいっぱいになってしまう人気ぶりでした。

手織工房じょうた「地域の方々から、『何もなかった場所に星天qlayができてまちに人が出てくるようになった』、『賑わいが生まれてまちが変わった』というお声をたくさん聞きました。心が豊かになるような経験ができる場にしたいと思っているので、ぜひまちの人にCゾーンを楽しんでほしいなと思っています」

PetPlus Trimming Salonは、炭酸バスの無料体験を実施。美容室のようなオシャレな店構えに足を止め、炭酸バスを体験中のワンちゃんに手を振る方も多くいらっしゃいました。

学童保育のワオキッズ 星川園認可小規模保育事業を展開するばばほいくしつ星川、1才4ヵ月から通えるYELLOW体操教室は、それぞれ施設の見学会を行いました。アート体験やゲームコーナーが用意されたワオキッズでは、広い室内でたくさんの子どもたちが思い思いに遊んでいました。

ワオキッズ「今日はたくさんの人にワオキッズの中に入ってきてもらえて、『広くて楽しそうな場所だね』、『民間の学童ってこんな感じなんだ』というお声をいただきました。これからどんどんワオキッズという場所を知ってもらい、子どもたちの居場所になれたらと思っているので、ぜひふらっと立ち寄って様子を見てもらえたら嬉しいです」

スタジオ見学のみを実施予定だったYELLOW体操教室は、予想以上に多いお子様の来場を受けて、急遽施設を自由に使える体験イベントにシフトチェンジ。1日を通して60~70人ほどのお子様が訪れる大盛況でした!

めぐる!顔の見える星天qlayマップ

お客様はもちろんのこと、テナントからも大絶賛だったのが、「めぐる!顔の見える星天qlayマップ」。それぞれのテナントの店長やオーナー、スタッフの似顔絵が描かれており、「人」をめぐって星天qlayを歩くことができるこの日限定のマップです。赤いマークがついている店舗は、マップを提示するとこの日限定の特典が受けられるという嬉しいおまけ付き。実際に会ってみたくなるチャーミングな似顔絵を作成したのは、PILEのスタッフでイラストレーターの市川さんです。

テナントの方からは、「みなさんの特徴を捉えていてびっくりした!」、「かわいく描いてくれて嬉しい!アイコンにしたい!」、「マップを持って来店してくれる方がたくさんいました!」と大好評。なかには、「描かれている皆さんにお会いしてから帰りたいんです」とマップ片手に全テナントをめぐっているお客様もいらっしゃいました。

ライブに出演したasamicroさん、星天qlayマップのイラストを作成した市川さんのように、多彩なスタッフが揃っている会員制のクリエイター向けコワーキングスペース・PILE。スタッフのみならずクリエイティブな会員さんが多いのも特徴です。この日は毎月恒例のオープンスタジオに加えて、会員であるフォトグラファー・長嶋一憲さんの写真展が初日を迎えたり、会員さんによるテキスチャーアートワークショップが開催されたりと企画が盛りだくさんでした。

PILE「星天qlayフェスは、会員さん発の企画をメインで行いました。会員の皆さんがPILEを好きでいてくれて、もっと盛り上げたいという気持ちで自発的に提案をしてくれるので、運営側としてはとても嬉しく思っています」

相模鉄道Presents!特別企画

様々な企画が盛りだくさんの星天qlayフェスですが、Bゾーンの2階では、星川駅係員による特別企画も同日に開催!「星川駅に来てqlay☆」と題し、ガラポン企画や相鉄オリジナルグッズの販売、相模鉄道のキャラクターである「そうにゃん」のお面づくりが行われました。ガラポンとグッズ販売には、イベント開始前から長蛇の列が。そして星天qlay内にサプライズでそうにゃんが登場すると、あっという間に周囲を囲まれてしまう人気ぶりでした!

星川駅係員が部屋中にそうにゃんを散りばめたおめんコーナー。途切れることなくファミリーが訪れ、星天qlay内ではそうにゃんのお面を付けた子どもたちがたくさん歩いていました!

星天qlayフェスは、ご近所さん勢ぞろいの1日

雨にも負けない大盛況のなか幕を下ろした星天qlayフェス。大活躍だったコミュニティビルダーの2人に、濃密な1日を終えた感想を聞いてみました!

千花さん「今回はイベントを盛り上げる側として、たくさんの地域の方々に関わっていただきました。コミュニティビルダーになって8か月、地域のいろんな素敵な大人に出会って、面倒見が良く情に厚い人が多いことを知ったからこそ、地域の大人と子どもが出会わないともったいないという気持ちがありました。子どもたちが知っている地域のお店・大人を増やす機会を作りたいと思っていたので、今回の子ども店長企画でそれが実現できて良かったです。そういったつながりがゆくゆくは地域への愛着や誇り、そして子どもたちの成長に結びついたら良いなと思っています」

みゆうさん「今日は、普段お世話になっているご近所さんが勢ぞろいの1日でした。もちろん、初めてお会いする方も多く、そういう方に星天qlayを見てもらえて嬉しかったです。真鍋先生からお声がけいただいた香水ワークショップでの腹話術は、お客さんとの距離が近く、リアクションがダイレクトにもらえて楽しかったです。腹話術やトークイベントなどいろいろなことをやらせていただいて、来てくれた子どもたちと仲良くなったり、地域の方にご挨拶をさせてもらったりして、とても幸せな1日でした」

初めて降りた星天は、温かいまちだった

最後に、星天qlayフェスにご来場いただいた方々の感想をご紹介します。

「星天qlayの大人たちが子どもように楽しんでいたり、地域のお兄さんお姉さんとして子どもたちと関係性を築いている姿がとても素敵でした。自分の地元にもこういう場所があったら良いなと思ったし、自分でもこういう場所が作れたらいいなと強く思いました」

「来る前はトークイベントだけ参加して帰ろうと思っていましたが、気付いたら芝生で皆さんと一緒に踊っていました。初めて星川駅に降りましたが、人が温かいですね。僕たちはこのまちに知り合いは1人もいないし、初めて降りた駅なのに、すごく受け入れられている感覚というか。みんな話しかけてくれるし、当たり前のように一緒に踊ってくれて、こんな風に外に開かれているコミュニティがあることを体感して、星天エリアに住みたくなってしまいました」

1年間のつながりの集大成でもあり、新たなつながりの第1歩目でもあった星天qlayフェス。線路によって分断されていたまちが星天qlayによってつながり、そこで出会った人々が変化を楽しみながら「生きかたを、遊ぶ」。そんな星天qlayの目指す姿を、訪れたたくさんの方々に体感していただくことができたのではないでしょうか。このまちで「つながり」を作り続ける星天qlayを、これからもぜひ一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。ご来場いただいた皆さん、取材にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

 

取材・文/橋本彩香
写真/山内康平・橋本彩香

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