星天qlayとは

2025.02.04

【アフターレポート前編】年に一度の星天祭《星天qlayフェス》めぐってあそぼう!ホップ、ポップ、アップ!

相鉄本線・星川駅〜天王町駅間の高架下施設「星天qlay」(ホシテンクレイ)。A~Eの5つのゾーンで構成され、「生きかたを、遊ぶまち」というコンセプトを掲げています。

地域、そして人とのつながりを大切にしている星天qlayでは、施設のテナントや周辺地域の方々が一体となり、年に一度、つながりの祭典「星天qlayフェス」を開催しています。

2024年11月16日(土)には、第2回目となる星天qlayフェスを開催。今年のテーマは、「めぐってあそぼう!ホップ、ポップ、アップ!」です。

気軽に立ち寄れば(ホップ)、きっとこころ弾けて(ポップ)、気分が上がる(アップ)ような、“生きかたを、遊ぶ“体験がきっと待っているはず。そんな思いで、この日限定の特別ポップアップ企画や音楽ライブ、パブリックアート展示、高架下映画祭などたくさんの企画が開催されました。

こちらの記事では、アフターレポートの前編として、当日のBゾーンの様子をお伝えします。

【後編はこちら】
https://www.hoshiten-qlay.com/magazine/1237/

 

《トークイベント》星天qlayLAB(ラボ) @ Bゾーン qlaytion gallery

「カフェとコーヒーはまちに どんな”余白”をうみだすのか? 〜時の流れを味わう、心地いい暮らしのアイディア〜」

星天qlayのコンセプトである「生きかたを、遊ぶ」を多様な視点で考えるトークイベント「星天qlay LAB(ラボ)」。これまでも星天qlayにまつわるさまざまなテーマで開催し、第8回目を迎えました。

 

今回のテーマは、「カフェとコーヒーはまちにどんな”余白”をうみだすのか?」。日々の暮らしの中で少し立ち止まり、自分自身を取り戻せるような”余白”を生むカフェやコーヒーの魅力について深掘りしました。

ゲストは、星天qlayのBゾーンに店舗を構え、コミュニティ-カフェとして日々つながりを育んでいる「タリーズコーヒー 星天qlay店」から、営業本部ディストリクトマネージャーの髙田陽奈さんと店舗マネージャーの浜中智美さん。

そして、グラフィックデザイナーとして活動する傍ら、「時を味わう、時を愉しむ」をコンセプトに2014年から横浜でコーヒーをきっかけとした場づくりやコミュニティづくりのサポートをしている、コーヒータローさんの3名です。

創業27周年を迎え、地域社会に根ざしたコミュニティ-カフェとしての役割を重視しているタリーズコーヒーと、コーヒーを通じた人々のつながりや、演劇との融合、抹茶との組み合わせなど、独自の活動を行うコーヒータローさんから、どのようなトークが繰り広げられたのでしょうか?

 

地域社会に根ざしたコミュニティ-カフェを目指して

全国に約800店舗を構えるタリーズコーヒーは、「一杯のコーヒーを通じて、「お客様」、「フェロー」、「社会」に新しい価値を創造し、共に成長する」という経営理念を掲げています。

今回はそのなかでも、「地域社会に根ざしたコミュニティ-カフェとなる」、そして「子ども達や青少年の成長を促すために、夢や目標のお手伝いをする」というタリーズコーヒーが大切にしている2つの軸についてお話いただきました。

【浜中 智美/ 店舗マネージャー】 2017年にタリーズコーヒージャパン株式会社に入社。タリーズコーヒーのホスピタリティや、独自のコミュニティ-カフェの形態に心惹かれ神奈川県を中心に店舗マネージャーとして勤務。お客様に寄り添える店舗を目指して日々営業を行う。

浜中「『子ども達や青少年の成長を促すために、夢や目標のお手伝いをする』という文脈では、20年近く『ピクチャーブックアワード』という絵本作家を発掘するコンテストを開催しています。応募作品をお客様に選んでいただく形式で、入賞した作品を実際にタリーズコーヒーの店舗で販売しています。このコンテストを機に作家デビューされた方もいらっしゃいます。

『キッズ部門 イラスト賞』という部門では、お子様からイラスト作品を募り、優秀作品に選ばれたイラストをタンブラーにしてプレゼントしています。そのタンブラーを持ってタリーズに来店していただくという関係性が築けるのかなと思っております。

他にも、一部商品の売り上げを日本大震災被災児童自立支援プロジェクト『SupportOurKids』に寄付をする活動も行っており、被災児童の海外ホームステイ資金に使用されています

【髙田陽奈 / 営業本部ディストリクトマネージャー】2007年にタリーズコーヒージャパン株式会社に入社。都内・神奈川店舗の店舗マネージャーを経て2021年に現職に就き、横浜を中心に約10店舗の店舗運営サポートを行う。

続いて、「地域社会に根ざしたコミュニティ-カフェ」の軸で髙田さんからお話が。

髙田「ビジネス街、路面店、病院内などさまざまなロケーションに出店させていただいています。タリーズコーヒーとして同じ商品を提供するなかで、同じような営業の仕方ではなかなかお客様からの支持は得られない。

そのため「地域社会に根ざしたコミュニティ-カフェ」としての意識を大切に、各店舗が地域にあったお店作りやイベントを積極的に行っています。既存の枠にとらわれずに店舗ごとにいろいろな挑戦ができるのは、タリーズコーヒーの良いところだなと日々働きながら感じております」

この日もタリーズコーヒーは、「ちょこっと出張タリーズ」と題してBゾーンの星川駅前南北通路で特別企画を行った

浜中「それぞれの店舗が地域の特色のあるお店作りをしているなか、星天qlay店はコーヒースクールやお子様向けのイベントを開催するなど、幅広い世代に合うイベントを開催しています。特にコーヒーの淹れ方の基礎をレクチャーしながら飲み比べを行うコーヒースクールが人気で、近くの会社にお勤めの方や、ご近所のお子様連れの方などにご参加いただいています。

また、星天qlayフェスのような施設のイベントに積極的に参加したり、他テナント様とコラボレーションしてワークショップなどを開催したりしています」

 

ファシリテーター・山下(以下、山下)「店舗ごとにさまざまな取り組みを行っているとのことですが、店長さんのみならず、フェロー(タリーズコーヒーで働くスタッフ)の方も含めてアイデアを出せる環境なのでしょうか?」

 

髙田「そうですね。やはり店舗の雰囲気は本社の従業員よりも実際に店舗に立つフェローの方がリアルに体感しているので、フェローのアイデアを形にして実際にさまざまなイベントが生まれています」

 

浜中「夏に向けて、お子様と一緒にお店の周りに朝顔を植えている店舗もあります。成長するとツルのカーテンができて、花が枯れたら『また来年も植えようね』と種をお子様にお渡しする。そういった取り組みを行うことで、お客様が『自分たちのお店だ』と感じてくれて、地域の方にお店が愛されていったらいいなと思っています」

 

コーヒーによる「癒し」で場をつくる

【コーヒータロー / D8(グラフィックデザイナー)/ウラヨコマサルフィルム/ Vlag yokohama コミュニケーター】職業グラフィックデザイナー&コーヒータロー。「時を味わう、時を愉しむ」をコンセプトに2014年頃からコーヒーの活動を行うBLACK BEANS SOCIAL CLUBをスタート。現在はコーヒータローと名乗り横浜を拠点に活動中。活動の中の出会いから宇治の茶農家さんとつながり抹茶の奥深さを知り、抹茶の楽しい発信やお茶を中心とした活動「ティータロー」としても活動。現在の活動は場づくりやコミュニケーションづくりのサポート、ミニシアター普及サポートなど。

続いてお話してくださったのは、「癒し」の考えを軸に、劇場、映画館、宿や畑などさまざまな場所で、空間、そして時間を愉しむ場づくりを行うコーヒータローさんです。

コーヒータロー「僕はいろいろなところにコーヒーとお茶を持っていき、場づくりをしています。2014年に「時を味わう 時を楽しむ」をコンセプトにBLACK BEANS SOCIAL CLUBを立ち上げました。

コーヒーの香り、淹れている時間、飲んでいる時間、そういった空間の心地良さから、休憩の質をあげて、その後の数時間をよりパワーアップして使えるようにというワークショップから活動をスタートしています」

このワークショップをきっかけにさまざまな出会いがあり、現在の活動につながっているそうです。

コーヒータロー「僕の活動の軸はコーヒーを売ることではなく、コーヒーによって人と場、人と人をつなげることです。ワークショップからつながったご縁で、さまざまな場所でコーヒーを淹れる機会をいただいていますが、そこではコーヒーの香りを飛ばして、香りで場を落ち着かせる、人を落ち着かせるということをしています。

例えば、下北沢の小劇場から舞台終わりに人を滞留させたいというお話をいただいたときは、舞台中に会場の入り口でコーヒーを淹れて香りを用意し、終演後にコーヒーを届けて、お客様がリラックスできる時間を作りました。

舞台終わりに見送りに来た役者さんと話す時間を楽しみにしているお客様が多いので、コーヒーを片手にリラックスしてもらうことで、その時間を長く楽しんでもらう。そんな風に場づくりを行っています」

参加者とコミュニケーションをとるコーヒータローさん

BLACK BEANS SOCIAL CLUBを立ち上げた頃は、「時を味わう 時を楽しむ」をコンセプトに活動をしていたコーヒータローさん。ゲストハウスのお客様にゲリラ的に朝コーヒーを出してコミュニケーションをとる、セミナーでコーヒーを淹れて香りで緊張感を和らげる、数日かけて壁画を描くアーティストに併走してコーヒーを淹れるなど、さまざまな場所でコーヒーを届けるうちに心境に変化があったと言います。

コーヒータロー「ありがたいことにさまざまな場所から出店のご依頼をいただくようになり、コーヒーの提供の仕方も場や状況によって異なるので、最近は『癒し』を活動の軸にしています。

師匠にあたるomotesando koffeeのバリスタ・國友さんは、コーヒーの『余韻』を大切にされてます。口の中に残るコーヒーの味や香り、そういった余韻というのは、人との出会いや良い時間を過ごした後の心地よさにも通ずる部分があると思うので、そういった余韻を大切にしています」

山下「グラフィックデザイナーとしてお仕事もされているなかで、現在の活動をされていると思いますが、コーヒータローさんにとってコーヒーはどのような存在なんでしょう?」

コーヒータロー「グラフィックデザインはクライアントワークになるので、そうではない自分の表現でものを届けたいという思いがずっとありました。実はもともとコーヒーは苦手だったのですが、偶然の出会いでomotesando koffeeの國友さんのエスプレッソを飲んだときに、感動してしまって。お店に通うようになり、國友さんの言葉をきっかけにコーヒーを淹れるようになりました。

そこからさまざまな出会いがつながって今ここにいるので、コーヒーは僕を連れて行ってくれる存在だなと思っています」

 

コーヒーと抹茶、特別なお菓子を手に交流会

コーヒーとの出会いや関係性、コーヒーがある場づくりを行うなかで意識していることなど、コーヒーによって生まれる「余白」について掘り下げるトークセッションが行われました。

トークセッションのあとは、ゲストの3名も含めて交流会を開催。タリーズコーヒーからは隠れたおすすめコーヒーとペアリングの相性抜群なチョコレートクッキー。コーヒータローさんからは、「コーヒーとお茶はぶつかり合わないのでぜひ」と美味しい抹茶を提供していただきました。

コーヒーと抹茶を手に、参加者とゲストの3名はより近い距離でざっくばらんにお話をしている様子。タリーズコーヒーのお二人にコーヒースクールについて具体的な質問をしたり、コーヒーとのペアリングについて話が盛り上がっている方々も。

コーヒータローさんに「抹茶をたてるとき、どのくらい泡立てるのがちょうどいいですか?」とコアな抹茶トークを掘り下げている参加者もいらっしゃいました。

参加者のなかには、「前回の星天qlayフェスにも参加しました!私自身もまちづくりに関わる活動をしているので、勉強も兼ねて星天qlay LABに参加しています」という方も。場づくり、まちづくりについて考える場として、浸透してきたことが伺える、第8回目の星天qlay LABとなりました。

 

ポップアップ出店@星川駅前南北通路

星川駅前南北通路のバスターミナル側では、Bゾーンの店舗がポップアップ出店。星天qlay LABに登壇したタリーズコーヒーも、「ちょこっと出張タリーズ」と題し、お菓子や紅茶ビーンズなどの物販を行いました。

1500円以上お買い上げのお客様にドリンク半額券をプレゼントするという星天qlayフェス限定の企画も行い、多くの人がコミュニケーションをとりながら商品を購入している姿が印象的でした。

浜中「ポップアップ出店では、実際にコーヒーを試飲していただきながらお客様とお話できました。いつも店舗をご利用いただいているお客様が声をかけてくださったのがとても嬉しかったです。

星天qlay LABは、店舗を構えているお店と個人で活動されている方の違いはありながらも、コーヒーという飲料で『余白』に向き合っている思いは共通する部分がたくさんあり、コーヒータローさんとお話ができてとても楽しかったです」

無印良品 500は、無印良品で回収しているプラボトルや衣服を使用したゲーム「MUJI CYCLEでボウリング大会」を開催しました。

無印良品 500「無印良品での取り組みを発信しながらお子様が主体的に参加でき、何度でも楽しめるゲームを考えて、今回はボウリング大会を開催しました。

無印良品では環境への取り組みに力を入れており、不要になったボトルや衣服などをお持ち込みいただくとMUJI passportアプリにてMUJIマイルを付与するサービスを行っています。今回のボーリングのピンには、その取り組みでお客様より回収をしたボトルを使用しています。

また、無印良品では回収した服を藍染し、リサイクルして販売するReMUJIの活動を行っています。今回のボールはその過程で商品化することができなかった服の端材を使用してスタッフが手作りしました。お子様もたくさん参加してくださり、大人の方も興味を持って参加してくださいました」

ミサキドーナツは、普段星天qlay店の店頭には並ばないレアな商品を出張販売!通常メニューを販売している店舗と星川駅前南北通路のポップアップ、両方を楽しめる企画となっていました。

ミサキドーナツ「星天qlayフェスということで、出張販売のブースでは他の店舗で販売している商品や冬限定の商品など、普段店舗にはないドーナツを揃えました。今日は初めてご来店いただく方も多く、特にピッコロドーナツは、お子様に人気でたくさんの方にお買い求めいただきました」

 

自転車試乗会@駐輪場横

駐輪場横では、ダイワサイクルSTYLEが自転車試乗会を開催しました。月に1度のペースで試乗会を開催しているダイワサイクルSTYLEですが、星天qlayフェスということでこの日はいつもよりも30台ほど多く自転車を用意したのだとか。

他の店舗でもなかなか見ることのできないレアな自転車も含め、たくさんの車両がズラリと並び、お試しできる場となりました。

ダイワサイクルSTYLE「あまり見たことのない自転車にも触れられる機会になればと思い、普段星天qlay店に置いていない自転車も用意しました。なので今日は、お店に入らないぐらいたくさんの自転車が並んでいます。

今日は特に小さいお子様のご利用が多く、30組近くいらっしゃったと思います。フェスということで人通りが多く、体験待ちの列ができてしまった時間帯もありました。自転車にまだ乗り慣れていないお子様も多く、実際に乗って楽しんでいただくことができて良かったなと思います」

 

子ども店員になって商品棚をつくろう! @qlaytion gallery

星天qlayのスーパーマーケット「そうてつローゼン」は、子ども店員企画を開催!子どもたちはエプロンに身を包み、スーパーのお仕事について学びながら、オリジナルの商品棚づくりを行いました。

そうてつローゼンのスタッフとともに実際に店舗に足を運んで、子どもたちが商品をセレクト。最後は温かくて個性的な商品棚が完成しました。

企画の最後は、そうてつローゼンの店長から、子ども店員に任命する賞状を授与。さらにスタッフが使用しているものと同じ名札もプレゼントされました。

完成した商品棚は、11/23(土)までの1週間、実際にそうてつローゼンの店舗で展示されました。

帰るときには、スタッフと子どもたちがハイタッチ。ご参加いただいたお子様も、そして保護者の方々、店舗のスタッフもみんなが笑顔になる企画となりました。

そうてつローゼンの店長は、子どもたちの商品セレクトや斬新なアイデアがとてもおもしろかった、と企画を振り返っていました。

子ども店員企画が終わった後のqlaytion galleryでは、「図書館司書と気軽におしゃべり」企画を開催。現役の図書館司書と参加者がテーブルを囲み、図書館での仕事や本についてゆったりとお話をしていました。

 

Sagami Railway Presents!星川駅に来てqlay☆

星川駅の改札を出てすぐの広場では、星川駅員による特別企画を開催!相鉄グループ電車・バスが大集合した展示や、グッズ販売、ガラポンくじなどが行われ、イベント開始前から長蛇の列ができていました。

そうにゃんも登場し、星天qlayフェスを盛り上げました。

 

1日限定!駅前ライブステージ

星川駅前南北通路には、この日限定でライブステージを設置。保土ケ谷のまちに縁のある方々がステージでパフォーマンスを披露しました。

(写真左)アンドセジュール (写真右)バニヤンツリーベーカリー

同じく星川駅前南北通路には地域のキッチンカーも出店。パフォーマンスと共にBゾーンを盛り上げました。

 

星天qlayでおはなし会|ほどがやわらべうたの会

最初にBゾーンのステージでパフォーマンスを行ったのは、おはなしボランティア「ほどがや わらべうたの会」のみなさん。楽しいおはなし会を、10:00〜10:30、11:00〜11:30の2回開催し、どちらもたくさんの親子が集まっていました。

なかでも盛り上がっていたのは、エプロンを使ったわらべうたです。エプロンについている大きなポケットから何がでてくるのか、興味津々な子どもたちの姿が印象的でした。

 

帷子戦士デザイヤー

お昼を過ぎた頃、星天qlayになんとスーパーヒーローが登場!帷子川から誕生したご当地ヒーロー「帷子戦士デザイヤ―」が星天qlay内を練り歩き、地域の方々と交流しました。

ハイタッチをしたり、写真を撮ったり、子どもたちと芝生広場で遊んだりと、帷子戦史はサービス精神旺盛。写真を撮った子どもたちには直筆サイン入りのポストカードもプレゼントされました。

最後はBゾーンのステージでパフォーマンス&写真撮影会。大人も子どももワンちゃんまでが駆け寄る、地元に愛される帷子戦士の姿を見ることができました。

帷子戦士「アートが融合した星天qlayの雰囲気がすごく好きで、素敵だなと思いながら歩いていました。今回はYADORESIの子ども店長企画など子どもたちが活躍する場面も多く見ることができ、歩いていてとても楽しかったです。今度は、芝生エリアでヒーローショーをやってみたいです」

 

ほしてんがっきたい | はっぴーばーすでーズ

Bゾーンライブステージのトリを飾ったのは、はっぴーばーすでーズ。星天qlayにある”生きかたを、遊ぶ住まい”YADORESIの住人とそのご近所さんによって結成されたアコースティックバンドです。

高架下にあるシェアハウスでの暮らしを、ボーカル、カホン、バイオリン、キーボードの美しい演奏と言葉で表現。全4曲の移り変わりと共につくり出されるあたたかい雰囲気にどんどんと引き込まれていくようなパフォーマンスでした。

5人の演奏には続々と人が集まり、演奏を聞きながら涙する方もいらっしゃいました。

はっぴーばーすでーズ「YADORESIに住んでいるメンバーや住民のつながりから誕生したチームですが、人前で演奏するのは今回が初めてで、こんなふうに演奏する日が来るとはと驚いています。俳優として活動していたメンバーがいることもあり、楽器演奏だけではない表現をしたいということで、今回は手紙や言葉を使った表現に挑戦しました。知っている方や初めてお会いする方が続々と集まってきてくださり、とてもほっとしました」

普段は体験できない特別な体験が盛りだくさんだった星川駅。この賑わいは、お隣の天王町駅まで続いていました。「【アフターレポート後編】年に一度の星天祭《星天qlayフェス》めぐってあそぼう!ホップ、ポップ、アップ!」では、星天qlayフェス・C~Eゾーンの様子をお伝えします。

 

【後編はこちら】
https://www.hoshiten-qlay.com/magazine/1237/

 

取材・文/橋本彩香、鈴木佐榮
写真/山内コーヘイ

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