星天qlayとは

2024.04.08

「おせっかい」の心で自転車と向き合い、人々の生活に出会いと喜びを生む/ダイワサイクルSTYLE 星天qlay店

相鉄本線星川駅に併設する星天qlayのBゾーン。駅前駐輪場のすぐ隣にあるのが、「自転車の『新しいアタリマエ』を創る」を経営理念に掲げる自転車専門店「ダイワサイクルSTYLE  星天qlay店」です。2023年2月のオープンから1年余り。試乗会などのイベントを定期的に開催し、星天エリアの賑わいづくりに貢献しています。

現在在籍しているスタッフ全員が自転車安全整備士の資格を持っているという安心感がありながら、スタッフの皆さんが生き生きと働いている姿が印象的なダイワサイクルSTYLE(以下、ダイワサイクル)。今回はブロックマネージャーの小松さん、星天qlay店店長の佐久間さんに、ダイワサイクルが大切にしていること、そして星天qlayへの思いを聞きました。

 

思いやりの心で一歩先の提案を

お客様の立場で感じ、考え、行動する「思いやりの心」を大切にしているダイワサイクル。星天qlay店は日々の通勤通学で利用する駅前駐輪のすぐ横にあるため、小さな違和感や困りごとがあった際に気軽に立ち寄れるのが特徴です。無料で実施している空気入れに立ち寄るお客様も多く、雑談をしたり自転車に関する悩み事をお話ししたりと、地域の方との交流が生まれやすい店舗になっているそうです。

佐久間さん「創業当時からお客様への思いやりマインドを第一に考え、安全・快適に自転車に乗ることができるよう、光の当たらない地味な作業こそが大切だという思いで自転車と向き合っています。空気を入れにご来店された場合でも、プロの目で見るとお客様が気付かなかった不具合が見つかることもあるので、ただ空気入れるだけだと気づかないような安全面にも気を配るよう心がけています。

おせっかいな気持ちで油をさすと、不具合に気付いていなかったお客様も自転車に乗りやすくなってお礼を言ってくださる。一歩踏み込んだご提案をすることでお客様に喜んでいただき、長く自転車を使っていただけたらという思いで日々店頭に立っています。

ダイワサイクル自体は120店舗あるので、地域密着の温かさもありつつ、他の店舗に行っても同じサービスが受けられるというチェーン店としての強みも兼ね備えています。『走って行った先で困ったことがあってもダイワサイクルがある』という安心感を胸に、お客様にはぜひ自転車に乗って遠くまで出かけてほしいです。」

 

遊び心あふれるドレスアップサイクル

人気の電動アシスト自転車をはじめ、スポーツサイクルやお子様用自転車まで品揃え豊富な星天qlay店。なかでもパーツを自由にカスタムできる「ドレスアップサイクル」に力を入れているのだとか。店内に足を踏み入れると、オシャレなカゴや両足スタンドなど、カスタムされた自転車が展示されています。

小松さん「お客様の生活に価値ある一台をご提供できるよう、地域のニーズに合った豊富な品揃えはもちろん、ダイワサイクルで厳選したおすすめパーツを組み合わせた『ドレスアップバイク』の展示・販売を行っています。他店であまりお取り扱いがないようなおしゃれなパーツを付けた状態で展示をすることで、『自分だけの一台』を探しているお客様へ、様々な車体やカスタムのご提案ができるようになっています。ダイワサイクルのスタッフは全員知識があるので、カタログに載っていない純正パーツ以外にもお客様のニーズに合わせたご提案ができるのが強みだと感じています。」

充実したラインナップのなかから佐久間店長がおすすめの一台として教えてくれたのが、ヤマハの電動アシスト自転車『PAS CITY-C』。コンパクトで場所を取らないうえ、お客様に合わせたカスタマイズが可能な人気商品だそうです。

ダイワサイクルでは購入後の点検が無料になるパックや、盗難補償などの自転車保険、防サビコーティングや洗車サービスなど、「自転車を買う」以外のサービスも充実。他店で購入した自転車も現在はキャンペーンで無料点検を受けることができるので、自転車を買う以外にもさまざまなサポート関わりしろがあるのが魅力です!

 

自転車を通して実現する「生きかたを、遊ぶ」

毎月開催されている試乗会をはじめ、クリスマスシーズンにはお子様向けの自転車試乗会、1月の星天qlayフェスではガラポン抽選会や次世代電動モビリティの体験会、ストライダーのレースなど様々なイベントを開催してきた星天qlay店。「次世代モビリティに興味はあるけど試せる機会がなかった」、「駅前でこういうイベントをやっていると気軽に乗ることができて嬉しい」と、お客様からも好評の声がたくさん届いているそうです。

小松さん「私たちは自転車をただの移動手段ではなく、お客様にとっての宝物になるような商品やサービス、体験を提供したいと考えています。ダイワサイクルで自転車を買っていただくことがひいては地域貢献に繋がるという思いで、イベントに力を入れている部分もありますね。

例えば星天エリアは坂が多いので、日常的に自転車に乗らないお子様も多いんです。ですが先日の試乗会で自転車に乗れるようになったお子さんがいて、目をキラキラさせて喜んでくれました。ご両親も試乗会をきっかけに自転車に乗れるようになったと感動してくださって。

このように子どもの成長を感じたり、電動自転車に出会って少しだけ子育てが楽になったり、スポーツバイクに出会って休日の楽しみや仲間が増えたりと、自転車を通じて新しい出会いや発見、人生の喜びにつながることがたくさんあると思うんです。生活に彩りが加わるような体験をご提案をして、お客様の『生きかたを、遊ぶ』に繋がれば本望ですし、我々スタッフの幸せにも繋がると思っています。」

星天qlayフェスでは他店舗からもたくさんのスタッフが集まり、大盛り上がりだったダイワサイクルのブース。テナント間でのコラボレーションについても、熱い思いをお話ししてくれました。

小松さん「2024年度は他のテナント様と協力体制を強化し、施設全体がもっと盛り上がる企画をしていけたらと考えています。新しくできたCゾーンも含めて星天qlay内で連携をとり、施設が盛り上がることが地域の活性化にも繋がると思っています。我々は盛り上げ役を担う気持ちで、今後もさまざまな企画に取り組んでいきたいです。」

 

充実した仕事によって、余白が生まれる

試乗会の対応をするブロックマネージャーの小松さん

自転車が好きなスタッフが集まっており、社内の自転車サークルメンバーでサイクリングに行くこともあるというダイワサイクル。おふたりにとっての「生きかたを、遊ぶ」とは何かを伺うと、そんな素敵な社内の雰囲気を垣間見ることができました。

小松さん「『生きかたを、遊ぶ』というコンセプトは、現代社会に新しい人生価値を創造し、暮らしをより豊かなものに変化させることを大切に、新たな自分に出会うことを目的とする新しい概念だと思いました。自転車を通じてお客様に新しい発見や喜びのご提供ができるよう、他にはない新しい概念で運営される星天qlayだからこそできるチャレンジをしていきたいです。

ダイワサイクルで働いていると、ちょっとしたお客様とのあいさつや交流で1日がとても充実した気持ちになることが多いです。おせっかいを焼く私たちの気持ちがお客様に伝わり、感謝や笑顔をいただけることに、仕事としてのやりがいを強く感じています。自転車の小売はお客様との距離感が近いこともあり、小さなことでも『ありがとう』という言葉を頂くことが多いです。だからこそこちらもお客様のことを思っておせっかいをするというのがどんどん続いています。

生きるのに仕事をしていかなければならない以上、『仕事が楽しい』というのはとても大切で、プライベートの充実にも繋がりますよね。仕事を通じてお客様に喜びを提供し、感謝されることが、自分にとっての『生きかたを、遊ぶ』かなと思っています。」

星天qlay店店長の佐久間さん

佐久間さん「私の『生きかたを、遊ぶ』も仕事とリンクしているなと思います。ダイワサイクルはお客様との距離感が近く笑顔でコミュニケーションをとることが多いので、真面目に楽しく働くことができています。職場で笑顔が増えると、プライベートでも家族と余白のある関わりかたができて笑顔が多くなることを実感しているので、そういった働き方が『生きかたを、遊ぶ』につながるのではと思っています。

おせっかいができるスタッフが揃っているのがダイワサイクルの強みだと思っているので、これからもお客様にとって自分だけの宝物になるような自転車をご提案していきたいです。小さな不安にもお応えできる環境なので、自転車を生活の一部としてご利用されているお客様にはぜひお気軽にお立ち寄りいただければと思っています。おせっかいの思いがお客様に伝わり、感謝や笑顔をいただけるよう、これからも励んでまいります。」

「綺麗事に聞こえてしまうかもしれませんが、本当に仕事が楽しいんです」と語る姿が印象的だった小松さんと佐久間さん。星天エリアにお住いの皆さんは、ぜひお気軽にダイワサイクルに立ち寄り、「自転車のプロ」のスタッフさんたちと言葉を交わしてみてはいかがでしょうか?自転車というモビリティを通じて生活に彩りを加える新しい出会いや喜びが、あなたを待っているかもしれません。

 

取材/山下里緒奈
文/橋本彩香

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