
2026.01.06
テナント同士が語り合い、次の一歩を描く1日。星天qlayギャザリング vol.15 レポート
個性豊かなテナントが集まる星天qlayでは、「生きかたを、遊ぶまち」というコンセプトのもと、テナント同士や地域の人々がつながり合う“ギャザリング”を定期的に開催しています。
2025年12月4日(木)、今年度4回目となるギャザリングを開催しました。今回は、11月に開催された星天qlayフェスの報告や、テナント同士の対話の時間に焦点をあて、星天qlayのこれからを考える時間に。当日の様子をレポートします。

まずは、近況を持ち寄るところから
冒頭は、Dゾーン「“生きかたを遊ぶ”住まい」YADORESIのコミュニティビルダー・北見さんのファシリテーションのもと、グループに分かれて近況共有からスタート。
「去年と比べて今年はどうだったか」「最近取り組んでいること」「少し困っていること」などを、各テナント1分ほどで共有していきます。
YADORESIのコミュニティビルダーからは「シェアハウスは、今年がこれまでで最も入居率が高くなりました」という嬉しい報告が。また、ワオキッズさんからは「11月から来年分の生徒募集が始まっていて、定員まではまだ枠がありますが、ちょうど先週の土曜日に説明会を行ったところです」といった前向きな声があがり、
「この時期の集客って、どうしていますか?」
「そういった悩みがあるなら、こんなイベントができると良さそう!」
と、テナント同士のざっくばらんな質問やアイデアが自然と交わされる場面も。
コミュニティビルダーからは「今、手が足りていないところはありますか?」といった問いかけもあり、課題も含めてフラットに思いを安心して共有できる機会になっていました。
各グループには、施設の運営・管理を担う相鉄ビルマネジメント、エリアブランディングを手がけるYADOKARIのメンバーも加わり、立場を越えてラフに話せるのも、このギャザリングならでは。運営を手がけるメンバーと参加してくださったテナントさんが、ひとつのチームとして動いていることが伝わってきます。

星天qlayフェスを、みんなで振り返る
続いては、11月15日に開催された「星天qlayフェス」の振り返りへ。
当日はエリア各所で同時多発的に企画が行われ、多くの方に足を運んでいただいた年に1年の大きなイベント。それぞれのテナントや、ゾーンでイベントを盛り上げていたあの日、他のゾーンでは何が行われていたのか、そしてどんな反響があったのか、当日の様子を、写真や数値データ、来場者の生の声とともに共有しました。
全面開通して初のフェスということもあり、多くのお客様にご来場いただきました。「ここに来れば、きっと何かがやっている」 そんなイメージが、少しずつ根付いてきていることも感じさせます。
そして、当日運営に関わったスタッフやテナント、来場者から寄せられた生の声の共有では、
来場者: 「イベントを通して、今まで知らなかったお店と出会えた」
テナント: 「新しいお客さんが来てくれて、売上にもつながった」
イベント運営スタッフ: 「スタンプラリーは、毎回参加してくださる方も多い人気企画。実は、毎月いらっしゃるコアなファンの方もいらっしゃいます」
といった声が紹介され、会場ではうなずきながら耳を傾ける姿も。
「来年は、もっとアンケートを取れたらいいですね。」
「どんな形なら、自然に声を集められるだろう?」
次回に向けた前向きな意見が重なり、次へのヒントを探る場にもなっていました。

このパートは、YADOKARIの長尾さんがファシリテーターを務めました。
2025年9月にYADOKARIに入社した長尾さんが星天qlayを知ったきっかけは、昨年開催された星天qlayフェス。実際にイベントに参加した経験が、YADOKARIへの入社を決める理由のひとつになったといいます。
「ファンを獲得するためには、星天qlayフェスや星天qlayの日ような発露の場を続けることが大事だと思っています。」
フェスや星天qlayの日は、単発の集客施策ではなく、場との関係性を少しずつ育てていくもの。1月、2月、3月と続くこれからのイベントの開催に向けて、「何のためにやるのか」「誰に届けたいのか」など、改めて目線を揃えていくことの大切さが共有されました。

“来場”から“来店”へ。次の1歩をつくるためのアイディアワーク
後半は2チームに分かれ、アイディアワークを実施。
テーマは「イベント来場者が、テナントに一歩踏み出したくなる仕掛け」です。

まずはそれぞれがアイデアを付箋に書いていき、その後はグループごとにディスカッションを行います。
スタンプラリー・星天クエストなど、施設を回遊してもらう流れはできつつある中で、その先のテナントへの“来店”につなげるにはどうしたらよいのか。現場ならではの声が次々とあがりました。

「スタンプを押してもらうには、店長に何か質問をしないといけない仕組みにするなど、
ただ通り過ぎるのではなく、思わず店内に入りたくなるような企画にできるといいですよね。」
「他のテナントのことを聞かれた際に、うまく答えられないこともあります。
私たち自身がもっと他の店舗の情報を理解した上で、近隣店舗を紹介できるようになりたい。」
「回遊企画の細分化も一つの方法だと思います。
子育て世代、若者、シニアなど、それぞれ目的が異なるので、興味のある店舗を中心に回れる企画があっても面白いかも。」
「例えば、ワンちゃん連れの方を対象にしてみるなど、イベントで新たなテーマの企画を実施してみるのは、どうだろう。」

さらに、
「子どもを預けられる場所があったら助かる」
「もっと施設の一体感が伝わる仕掛けができたら」
と、日々の接客の中で感じていた気づきも共有されました。
最後は、各グループのアイデアをコミュニティビルダーが全体へ共有。最初は小さなアイディアでも、対話を重ねることで、すぐに試せそうな案に変わっていく様子が印象的でした。

料理を囲み、肩の力を抜いて語り合う夜
ギャザリング終了後は、そのまま懇親会を兼ねた忘年会へ。今回は、Eゾーンの「fragrante tipico」さんにケータリングをご用意いただきました。テーブルに並ぶのは、素材と味にこだわった本格イタリアン。料理が並ぶと、参加者のみなさんは目を輝かせながら、それぞれお皿に取り分けていきます。

はじめましての挨拶から、以前のギャザリングでお話した内容の進捗共有、そして共通の趣味の話まで。
「あの企画、よかったですよね。」
「その後、どうなりました?」
日々の業務の合間では交わしきれなかった思いが、自然と行き交っていきます。
テナントの垣根や「店長」という立場を越えて、人と人として集い、語り合う時間。
前回が“つながりはじめる場”だったとすれば、今回はより肩の力を抜いて、“仲間として話せる場”へと、関係性が一歩深まったように感じられました。
最後はみんなで丸くなり、1本締め。今年最後のギャザリングは、和やかな余韻を残して終了しました。
まとめ
さらに星天qlayを「また来たくなる場所」へ。
今回は、イベントを通して集まった来場者の生の声や、結果として見えてきた数字に着目し、次の一歩を考える時間となりました。
まだまだ寒さは続きますが、そんな季節のなかでも人が集い、対話が生まれる。星天qlayは、これからもそんなあたたかな空気をまとった場所であり続けてくれる。そう感じさせてくれる余韻を残し、今年最後のギャザリングは幕を閉じました。
次回のイベントは、1月17日(土)「星天qlayの日」。
2026年最初の開催となるこの日は、さらにブラッシュアップされた星天qlayの姿に出会えるはずです。どんな時間が生まれるのか、楽しみに待ちたいと思います。
2025年も、星天qlayに足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。2026年も、星天qlayでぜひお会いしましょう!!
取材・文 / 鈴木 佐榮