星天qlayとは

2023.05.09

社内のこだわりと総力を詰め込んだ、 生きかたを、遊ぶまちの「また行きたくなるスーパーマーケット」 /そうてつローゼン星川駅前店

1963年、三ツ境駅前に1号店がオープンして以来、神奈川県・相鉄線沿線を中心に現在51店舗※を構えているそうてつローゼン。沿線住民にとっては非常に馴染み深いスーパーではないでしょうか? ※2023年4月1日現在

「生きかたを、遊ぶまち」をコンセプトとする星天qlayのBゾーンも、2月9日、「そうてつローゼン星川駅前店」がオープン。相鉄ローゼン株式会社がこれまで培ってきたノウハウが集結し、既存店舗を超えた新たな取り組みに挑戦しています。

今回はスーパーバイザーとして星川駅前店に携わる相鉄ローゼン株式会社の販売本部店舗運営部 第2ブロック長の渡邊順一さんと、同社広報を担当する経営管理本部経営管理部マネージャーの前原洋平さんに、相鉄ローゼン株式会社が目指すもの、そして”生きかたを、遊ぶまち”のスーパーとして、星川駅前店で挑戦する新たな取り組みについてお話を伺いました。

「また行きたくなるスーパーマーケット」を目指して

相模鉄道カラーのネイビーブルーの制服を着る前原さん(左)と渡邊さん(右)

渡邊さん「相鉄ローゼンは社を挙げて、『また行きたくなるスーパーマーケット』づくりを目指しています。スーパーというのは、やはり商品が第一。当たり前の話ではありますが、商品の鮮度が良く、お値打ち価格で、清潔な店舗で、感じの良い従業員がいる。この4つを基本であり永遠の課題として、ブラッシュアップしながら店舗づくりを行っています。」

前原さん「しっかり品揃えをして質の良い商品を提供することで、毎日来ていただけるスーパーを目指したいと考えています。星川駅前店のオープンにあたりパンフレットを配布していたら、『ここにできるんだ』、『鶴ヶ峰店いつも使ってるよ』など、沿線住民の方から非常に嬉しいお言葉をいただきました。」

星川駅前店の目玉!ライブ感溢れるシースルー厨房


星川駅前店では、これまで会社として力を入れてきた「惣菜」を全面に押し出した店舗づくりが行われています。そうてつローゼンの中で初めての試みも多く実施され、その目玉となるのが、一部ではなく全体が見えるシースルー厨房!同店初となる鉄板焼きと手鍋を使った店内調理が導入され、お客さんの目の前で調理されたできたての商品が店頭に並んでいます。

そうてつローゼンオリジナルの「元気たまご」を使った名物商品「出汁香る!ふんわり厚焼き玉子」

渡邊さん「鉄板焼き機による厚焼き玉子の調理は初の試みなので、事前に研修する場がなく、オープン3日前から従業員が星川駅前店に集まって特訓をしました。美味しいものを作るためにこれだけの人が携わっている。そういう姿を見て、食べて、美味しかったと思っていただいて、また商品を手に取ってもらう。この繰り返しが全てだと思っています。」

焼き立ての香り漂うインストアベーカリー&新鮮地場野菜

惣菜コーナーと共にメイン入口に配置されているのが、自社ブランドのインストアベーカリー「葉山ボンジュール」。そうてつローゼンでしか買うことのできない約70種類の焼き立てのパンが店頭に並び、お店に一歩足を踏み入れると、食欲を誘う香りに包まれます。

前原さん「チェーン展開しているスーパーでは珍しい『スクラッチ製法』を取り入れ、小麦粉の練り上げから焼き上げまでを一環して店舗で行っています。今回星川駅前店の取り組みの一つとしてパンの香りがダクトから店内に抜けるよう設計しました。」

渡邊さん「これまでのそうてつローゼンは、惣菜というと唐揚げやカキフライなど和の揚げ物が中心でしたが、パンという洋風の主食がメイン入口に並ぶことで、洋風の惣菜の選択肢が広がったのは大きな変化だと思います。その変化の第一歩がこの星川駅前店で、惣菜に力を入れていく社の流れをさらに進めていけたらと思っています。」

地元の農家さんと契約し、鮮度の良い野菜を並べた地場野菜コーナーも設置。お肉も神奈川県産のものを積極的に店頭に並べるなど、スーパーとして食材の安定供給を確保しながらも、地元産の食材の取り扱いも意識しているそうです。

星川駅前店を契機に、クリエイティブな発想を波及する

オープンから約1ヶ月が経ち、星天エリアや、星天qlayのコンセプト「生きかたを、遊ぶ」についてお二人が感じていること、そして今後の展望を伺いました。

前原さん「星天qlayには新しい世代の人々が集うというコンセプトもあるので、そういった若い世代の方々にも選ばれるスーパーを目指していきたいです。区役所、消防や警察、図書館等が揃う便利なまちで、今回駅前商業施設が整備されたことで、より一層暮らしやすいまちになったのではないかと思います。そのコミュニティの核となるのが星天qlayだと思うので、我々も協力しながら、まちぐるみで盛り上がっていけたらと考えています。」

渡邊さん「星川駅前店は、今までの形でも上手く回っていたなかで、お客様により商品の良さを伝えられるよう変化させるため、相鉄ローゼンの全ての力を使って作ったお店です。オープンしたばかりで大変なこともありますが、一歩一歩進んで余白ができると、もっとこうしてみようという発想も出てくるように思います。この星川駅前店を契機として、クリエイティブな発想を他の店舗にも波及させていきたいです。」

生活を楽しむために使ってもらえるスーパーに

前原さん「YADORESIに入居するクリエイターの方とコラボレーションして、広報PRやSNSなどもできたら面白そうですね。相鉄グループとしてもアクセラレータープログラムとしてベンチャー企業さんと共に新しい取り組みができないか等、グループ外の企業と新しいサービスの模索をしているので、星天エリアに集まる方々とも共に何かできたら嬉しいです。

食物販の分野は、コンビニ・ドラッグストアの台頭や、今後配送コストが下がることでEC販売も競合になると予想されますが、その中で実店舗ならではの良さを考えていかなければならないと感じています。安さだけではなく、生活スタイルとかけ合わせた”食”をしっかり提案していくことで、お客様が必要に駆られて日々の食材買うのではなく、生活を楽しむために使ってもらえるスーパーにしていきたいです。」

つゆから自社開発した親子丼は、手鍋でひとつひとつ丁寧に調理されている。

渡邊さん「星川駅前店の一番の売りはやはり惣菜で、パートさんも一生懸命作ってくれています。特に最前列に並んでいる厚焼き卵や親子丼、葉山ボンジュールのパンは自信を持っておすすめできる商品です。美味しい物を食べるというのがやはり一番の幸せだなと思うので、これからも『美味しさ』に何よりもこだわって、一歩一歩進んでいきたいと思います。」

社内公募による新総菜の開発、最新技術を駆使した冷凍食品の開発・販売、自宅まで商品を届けるラストワンマイル事業、YouTubeを活用してのPRなど、新しい取り組みに次々と挑戦している相鉄ローゼン。「生きかたを、遊ぶまち」にある「変化を楽しむ」スーパーで、ぜひ美味しさにこだわり抜いた商品を手に取ってみてくださいね!

▼大食いYou Tubeクリエイターますぶちさちよさんとのコラボ動画はこちら!
https://youtu.be/iuBu1_hhn9c

取材・文/橋本彩香

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